明日香は俺に海に行っていいか聞き
俺が返事をすると嬉しそうに海の方に向かっていった

海ではしゃぐ明日香はまるで子供のようだったが時おり見せる切なげな表情はどこかに消えてしまいそうな儚い印象が生まれた



俺は急に不安になった
明日………明日香は復讐を遂げたら俺目の前から消えてしまうのではないか…………と

そんなことは耐えられない
俺は明日香なしじゃ生きていられないな…………


そんなことを考えていると気づけば俺は明日香にプロポーズをしていた

指輪やムードなんて全然なかったが明日香は柊にパニックになりながらもプロポーズを受けていくれた

俺は少し不安だったが明日香のその言葉で不安が吹き飛んでしまった