友達(といっても1コ年上)の、ゆみってヤツがいる。
こいつがいつもいつもぼくらをからかってくる。

別になかよくたって…いいやんか。

ゆみは、ぼくらのことを、ゆみのおとーさんとおかーさんみたいだと言った。


いつもらぶらぶなところが、にてるんだって。
――らぶらぶじゃねーし…


ある日、ゆみの家にあそびにいった日のことだった。