「今日さ、カッコイイヒト見た。」 「へぇぇ!どーゆー人ー?」 お弁当を、林と屋上で食べている。 林は、タコさんウインナーを口に加えながら上目使いで言った。 「タイプの人。」 「んー、タイプかぁぁ…。黒髪ストレートって感じの猫系男子?」 「違う!」 久しぶりに、大きな声を出した。