ｽｯ
｢え？｣
『もしもし？ご無沙汰しております
椿姫財閥の令嬢です。』
“こ、こちらこそ娘がいつもお世話になっているようで、”
『えぇ、イジメというものでね？』
“はっ、もしかして！”
『はい、なので潰させていただきました』
“っ、すいません、うちの娘が御迷惑をおかけして”
『こちらこそごめんなさい。貴方には恨みはないのですが流石に立て続けにうちの傘下の財閥潰されたので』
“はい、うちが潰されて当たり前です”
『では、私はこれで』
ｽｯ
『はい、お父様になんかいえば？』
｢も、もしも“お前はなんてことをしてくれたんだっ！”ご、ごめんなさ｣
“ごめんなさいで済む問題ぢゃないんだぞ！”
｢はい、｣
