「は?おま、なんで泣いて…っ、って、熱のせいだよな。大丈夫か?」 郁也が心配してくれてる…… 嬉しすぎて抱きつくと郁也は少し戸惑う。 「い、くや……っ」 「ちょっ、おまっ……それダメだって!」 好き。私は郁也が好きだ。 一緒にいられるだけで世界が彩って見える。 話すだけで楽しくなってくる。元気になってくる。 そしてもっと一緒にいたいって思う。もっと今まで以上の関係になりたいって思う。