「………莉琉」 泣きそうな声で私の事をまた呼ぶ 「わ、たしは……どうすればいいの?」 涙がポロポロと落ちる 「お前を泣かしているのは俺か……。 莉琉…明後日倉庫に来い。 来るまで俺らは待ってるからな」 私の頭にキスを落とした優羅は そっと、静かに私から離れて行った 背中に感じていた熱が消えていく 「うぁ……ひっく、うわぁぁぁんっ!!」 私は大声をあげて泣き叫んだ もう、私に優しくしないでよ もう、辛いんだよ 私にもう構わないでよ