「乃依、私はねあなたに変わって欲しい。
それだけは今、私はいいたい」
乃依の顔を見てそういう
「……それと、桜牙。
私にしたことを許そうとは思わない。
骨にヒビを入れられたのもね?」
「………ヒビ?」
哀が不思議そうな顔をした
「そう、千歳に殴られて
私の骨にヒビが入ってるの」
そういうと千歳の顔は青ざめる
「私はね、もう桜牙とは関わりたくない。
だからもう関わってこないで」
私はそれだけ言って立ちあがる
「……俺ももう戻る気はない。
早く新しい幹部でも入れるんだな」
ーガッシャーンッ!!
真が言い終わると同時に
桜牙の倉庫のシャッターを破られた
「桜牙の皆さ~ん。全国一をくださいな」
「ねぇ、哀。今日、下っ端は?」
「来てねぇ。話があるから来るなっていった」
ここに馬鹿がいるぞ
優羅と目を合わせてはぁとため息をついた
「……乗り合わせた船だ。手伝ってやる」
優羅が立ち上がり私にフードを被せた
「あまり顔を見せるなよ?」
「わかってる。紅王もね?」
にっと笑って部屋から出た

