【完】CHESS-WHITE or BLACK-(誤字脱字加筆修正中P194まで修正完了済)






「乃依、私はねあなたに変わって欲しい。
それだけは今、私はいいたい」


乃依の顔を見てそういう


「……それと、桜牙。
私にしたことを許そうとは思わない。
骨にヒビを入れられたのもね?」


「………ヒビ?」


哀が不思議そうな顔をした


「そう、千歳に殴られて
私の骨にヒビが入ってるの」


そういうと千歳の顔は青ざめる


「私はね、もう桜牙とは関わりたくない。
だからもう関わってこないで」


私はそれだけ言って立ちあがる


「……俺ももう戻る気はない。
早く新しい幹部でも入れるんだな」


ーガッシャーンッ!!


真が言い終わると同時に
桜牙の倉庫のシャッターを破られた


「桜牙の皆さ~ん。全国一をくださいな」


「ねぇ、哀。今日、下っ端は?」


「来てねぇ。話があるから来るなっていった」


ここに馬鹿がいるぞ


優羅と目を合わせてはぁとため息をついた


「……乗り合わせた船だ。手伝ってやる」


優羅が立ち上がり私にフードを被せた


「あまり顔を見せるなよ?」


「わかってる。紅王もね?」


にっと笑って部屋から出た