12時前
桜牙の倉庫の前に私と優羅はいた
「いつ来るんだよ、あいつ」
「さぁ?もう少しじゃない?」
「………すまん。遅れた」
髪色を戻した真が目の前に現れた
「元に戻したんだね。メガネも外してるし」
「まぁな。バレたからもう変装いらないだろ?」
いつものようなラフなカッコの真
「さて、入ろうか」
ーピッピッピッピッ
暗証番号を入れて中に入る
「…………よく来たな 」
下に、哀と千歳と刃がいた
「そりゃ、誘われたらくるけど?」
腕を組んで哀達を見つめる
「で?なんの話?」
「………上で話す」
上に上がっていく3人
………そういや、下っ端がいなくない?
真の方を見てアイコンタクトをとる
けど、首を横に振った
何を考えてるんだか
わたし達も大人しく階段を上った

