智也と海で遊んだあと優羅の部屋に来た


覚悟を決めないと……


扉の前で戸惑っていると…


ーガチャっ


優羅の部屋の扉があいた


「………………なに?」


「あ、と、、その……ごめんね!」


頭を下げて優羅に謝る


「………は?」


「…いや、だってあの…
一方的にきれちゃったから…」


「はぁ……別に怒ってない。顔上げろ」


ゆっくりと顔を上げると優羅に引き寄せられた


「はぁ……お前がそばにいないと落ち着かねぇ」


力強く抱きしめる優羅


でも、ちょっと苦しいかな…


「ぎ、ぎぶ!優羅!苦しい!」


背中をバシバシと叩く


「いてっ」


「あ!ごめん!大丈夫?!」


火傷してたんだよね?!


「いや、大丈夫だ」


「で、でも……」


私の目に涙が滲む


ど、どうしよ………


「………こい」


私の腕を引っ張った優羅は部屋の中に入れた


ーバタンっ