【完】CHESS-WHITE or BLACK-(誤字脱字加筆修正中P194まで修正完了済)






「なんで、あんたが姉貴の部屋にいるわけ?」


ドアの向こうから声をかけてくる流斗


「どっかの誰かさんが莉琉を傷つけるからだろ」


ふんっ。と鼻で笑った智也


私は私で涙を止めようと頑張っていた


「…………莉琉」


優羅の声が聞こえた


「……莉琉。一条だぞ?」


私は小さく首を横に振る


会いたくない


「莉琉がお前らに会いたくねぇってよ」


「……………莉琉」


もう一度私の名前を呼んだ優羅


私は両手で耳を塞ぐ


これ以上優羅の声を聞きたくない……!


目をつぶって耳をふさいでいると…


「莉琉……もう、大丈夫だ。
今日は、ゆっくり寝ろよ?」


私の頭を撫でてから部屋を出ていった智也


ほんと、優しいなぁ