「……?優羅?大丈夫?」
優羅の顔の前で手を上下に振る
え、なんで放心状態になってんの?
「ちょっと、優羅?」
腕を掴んで揺らす
「あ、いや、すまん」
急にどうしたよ
「ね、熱でもあんのか?」
「え、そんなのないよ」
寝よって言ったら熱あるのことになるの?!
「はぁ…何があっても文句言うなよ」
優羅はため息をついてそう言った
なんか起こるのかなぁ…
私はベッドの中に入った
その横に優羅が入ってきた
自然と顔は向き合う形になる
「……早く寝ろ」
「うん。わかってるけど、、寝れない」
ニコッと笑みを浮かべた
………呆れた表情をした優羅
え、なんかごめんなさい

