「まぁまぁゆーくん♪
あんまり怒ると嫌われちゃうよ?♪」
ウィンクしながら言った薫
今は天使に見える!
「………うるせぇ」
不機嫌そうに呟いた優羅
そうじゃなくて基本不機嫌だよね
「もー!莉琉ー!気をつけなよ?!」
栞が私に抱きついてくる
「はいはい。ごめんね、栞」
「莉琉だから許す!」
「ん、ありがとう」
抱きついている栞の頭を撫でる
「……莉琉」
「ん?どうした?智也」
「………なんもねぇ。気をつけろよ?」
「もう、みんなして…わかってるよ!」
私は苦笑する
みんなして心配しすぎ!
大丈夫だって!

