「あ、りーちゃん!」
「莉琉?!」
「おー、元気そうだな。莉琉」
「あ、姉貴ー!大丈夫?!」
薫、梓、修司、流斗の順で言った
「大丈夫だよ」
ニコッと微笑んだ
「翠蓮の倉庫に招待するよ。
私は車だからついてきてよ?」
「わかったよ!」
なら、よかった!
「智菜、栞…車に乗るよ」
「はーい」
「もー、あんまり暴れなかったじゃん」
車の中で文句言わないでよ
「……はぁ」
ーパサっ
ウィッグを取る
智菜と栞もウィッグを取った
「莉琉は満足した?」
智菜が私をじっと見つめる
「半分ぐらいはね。でも、まだ満足してない」
「どうするわけ?」
どうするって言われてもね……
どうしようか
「考えてるところ」
そういうと二人とも同時にため息をついた
え、なにそれ
超失礼じゃない?

