「莉琉?!」
制服姿で飛び込んできた優羅
「あ、優羅。やっほ~」
片手を挙げて手を振る
ーギュッ!
「どうしたの?優羅」
「……ったく、心配かけさせんな…」
「…うん、ごめんね?」
「………無理。許さねぇ」
えぇ………それはちょっと…
「いちゃつくなよー。帰らねぇの?」
帝都が鬱陶しそうな目で見てきた
「あ、そうだ。優羅、帰ろうよ。
是非、翠蓮の倉庫に。いいよね?皆」
「「「はい!」」」
本当にみんな元気だなぁ
「……いいのかよ?」
「いいんだって。ほら、帰ろ 」
優羅の手を掴んで歩いていく
桜牙には……今後どうするか教えてあげよーと
まぁ、許さないけどね
まだゲームは終わってないよ

