結局、私はその日は起きることはなかった


え、眠かったしなんかだるかったから


「ん〜。あれ、もう朝?」


ベッドから上半身をあげる


「……………ん」


へ?


総長室にあるソファの方に目を向ける


「………あ、莉琉さん。起きたんですね」


「あ、おはよう。渉」


な、なんか気まずい


「大丈夫ですか?今日ですけど」


「あー!大丈夫大丈夫!心配しないで!」


ーボスっ


私の隣に腰掛けた渉


「莉琉さんは昔から無理するんですから…
俺たちも頼ってください。心配なんです」


私、みんなに心配かけてるんだな


反省しなきゃね