「……はぁ…無自覚、鈍感、ド天然」


「え、なにその三拍子は」


「莉琉にお似合いの言葉だよ~」


てへっ!って笑う智菜を放って
私は幹部室に向かう


すっごーい殺意湧いたけど無視したよ


まだ、体力があまり戻ってないから
無理するのもあれだしね


ーガチャ


「あ、莉琉さん!」


「やっほー!渉」


渉とほかの幹部たちがソファに座ってた


あ、帝都と栞はもう来てる


早いねー


「やっほ、栞に帝都」


「やっほ~♪莉琉~♪」


ーギュッ!


なんでこいつは抱きついてくんのよ


私は無理矢理引きはがしてソファに座った


「えー?!莉琉ー?!」


嘆いている栞はもう無視だ。無視


相手にしたくもないからね