「あのさぁ汐音」 「…うん」 やめて それ以上何も言わないで 「俺卒業したら遠くのところの寮に入るっていったじゃん」 「うん」 夕焼けはだんだん紫色に染まっていく。 「そしたらさ、会いたいときに会えなくなるんだ」 「…わかってるよ」 そんなの、わかってるよ。