私にもいつか光が見えるかな?

お星さまみたいにキラキラ輝く
未来なんてあるのかな…?



君は小さく嘆いた。






『俺が、見せてやる。』






びっくりした顔をして
また俺を見上げる。


『俺が、その涙星に変えてやる。』




君は少し考えた後
理解をして照れた。






『もし、また辛くてないてたら
 俺が側にいる。



 俺は、泣かせたりしない。



 
 輝く未来、俺が連れてってやる。』









また泣き出した君。



ありがとう


そう言った君を俺はそっと抱きしめた。













大きな雫はいつしか
とまっていた。










神様がいるのならお願いです。




俺が、必ず。



















必ず、あいつに












輝く未来を見せてやりたいんです。


















いつかは、白いドレスとタキシードで














あなたに誓いのキスを捧げますね。





だから、どうか。





この幸せを奪わないでください。








涙とお星さま。(終)