伝説の総長は嘘をまとって


ここかな.....


そこは真っ黒な倉庫だった


私はそのなかにゆっくりと入っていった


和「おい!尚!てめぇなんでそっちとんだよ!」

尚「和樹、バレバレ....顔に全部出てる」

和「えっ!マジかよ...」


そこには、尚とトランプをしている和樹と、雑誌を読んでる隆二がいた


ほ、ほんとに皆生きてる....


これ夢じゃないよね、

ずっと、もう皆にあのときのこと謝ることもできないと思ってた


香「み、みんな....」

和「ん?...って!香菜!?!香菜だよな!?」

香「うん!...っう、くっ...」


私はずっと我慢してた涙が流れた


尚「泣かないで...ごめんね、...ずっと、本当のこと言えなくて....」


隆「香菜が俺達のことでずっと責任感じてたんだよな....香菜は..何も悪くない」

和「そうだ、俺たち生きてるから...安心しろ!な?」


なんで、こんなに暖かいんだろう


水竜であんなことがあったのに


一気にそんな黒い気持ちが無くなっていく


やっぱり、私には風雷の皆がいればいい


陸「お~ちゃんとこれたな~、あ!俺、香菜とおんなじ学校にいく手続き終わらせてきたから」


和「は?ずりぃ~!!陸だけとか、俺もいくかんな!!」


尚「僕も....」


隆「俺もいくから、勿論、皆の手続きもやって来てるよな?」


おぉ、怖い...久し振りに隆二の黒い笑み見た...

陸「お、おう、当たり前だろ?一応、副総長だし!」

やっぱり、頼りになるな、陸は


そんなこんなで、皆がそろってすっごく久し振りの感覚だった


最近、ずっと一人だったから


でも、今は皆がいる、それってすごく幸せなんだな


そして、私にはみんなにあったら言わなきゃいけないことがある


私は皆にちゃんと謝らないといけない


香「みんな!!」

陸「ん?どうした?」


香「私、ずっと謝りたかった、あのとき私を庇わなかったらみんなを失うことはなかった」



死んでなかったとしても、私がみんなを危険な目に遭わせたことにはかわりない



「総長としてみんなを守りきれなかったこと、本当にごめん...ごめんで済む話じゃないってことはわかってる」



だけど、私は.....



「これからは絶対に私の、命をかけてでもみんなを守りたい」


ねぇ、私にまた皆を守らせてくれる?



「こんな私でも、また一緒についてきてくれる?」



これまで言えなかった気持ちをすべて伝えた



陸「ほんっと、お前ってバカだよな」


和「ほんとだな、バカだ、バカ」


尚「うん...バカ」



バカって.....



陸「命をかけてでも?なにいってんだよ」


陸達は呆れた顔私を見ていた。


でもとても優しい顔だった



「お前が命かけて守ってくれてもお前がいないとこの族はまとまんないんだよ!お前ばっかカッコつけんな」


あぁ......


私って凄く幸せ者だ



「俺らだってお前守りてぇの。だからお前はこれからも俺らと一緒に風雷を、この場所を守っていくんだろ?」


だって、こんなに優しくて、


な、なんで、、

私はみんなを危険な目に遭わせたのに


尚「香菜は一人で抱え込みすぎ....僕たちも風雷なんだよ、仲間なんだから..」

隆「そうだ、もう風雷の総長は香菜しかいないから」

和「俺らをいつでも頼れよ!仲間なんだし!」


香「ありがとう」