伝説の総長は嘘をまとって


~正side~

俺は凛が香菜にいじめられたときいて


嘘だと思った


あいつがそんなことするはずがない


自分より他人優先で

なんだかんだ言って笑顔で俺達のわがままにも付き合ってくれた

そんな香菜に俺は惚れていた


香菜が自分がやったと言ったとき

香菜が嘘ついてるってこと

俺には分かった

けど、俺は倉庫から香菜が出ていくのを止めることが出来なかった


心のなかでもしかしたら本当かもしれないって気持ちがあったから


最低だ、俺は....


おい、優.....


お前いったいこれまで香菜の何を見てきた?


優だって香菜がそんなことをするはずがないってこれまで一緒に過ごしてきたんだ、わかってただろ?


でも、優は、あいつは凛を取った



香菜はもう俺たちを信じてくれないだろう

香菜があんな冷めた目で俺たちを見ることはなかったのに

"軽蔑"

俺たちを信じれない、そう言う気持ちがその瞳から感じた

さんざん自分達はやって来たくせに

香菜にされたら

ここまで辛いんだな

そんなことを香菜にしていたんだと分かったとき

俺はすごく後悔した