私は教室を出た後、そのまま帰ることにした。
私は校門を出て家に向かおうとしていた
するとーー
?「おー、久し振り!元気だったか?香菜、てか、まだ学校途中じゃねぇの?」
凄く懐かしい声...
この声......
もう聞けないと思ってた
香「....陸....。陸だよね....生きて、た...の?」
陸「俺、死んだことにされたのかよ~ごめんな、心配かけて」
私は咄嗟に陸の胸に飛び込んだ
香「う、うぅ、くっ.....」
陸「よしよし~泣くな泣くな。これからは離れねぇから」
あのとき、皆死んだと思った
昔私がやってしまったことのせいで...
でも、陸は今ここにいる
陸「で、お前はどうしたんだよ、まだ学校じゃねぇの?」
それから私達はこれまでのことをたくさん話した
水竜に出会って仲間を見つけたこと
そして、信じてもらえなかったこと
なんでも話した
私が冷静さを取り戻した時
陸「そうだったんだな....俺決めた!お前と同じ学校行くわ~」
香「は?なにいってんの?」
陸「だーかーらー!お前とおんなじとの行くの~!確かここの高校の校長知り合いだし....」
ん?
香「え!えぇ~!!陸が??!」
陸「おう!じゃあ明日お前と同じクラスに行くから待っててな~じゃ!ちょっと準備してくるわ」
昔からだけど、陸の行動力は凄い....
陸「あ、言っとくの忘れた。あいつらもまだ生きてる....死んでねぇよ」
ほ、本当に....?
「これまでお前が抱えてきた罪悪感とかこれからはもう感じなくていいんだよ。ごめんな、ずっと言えなくて...」
私は首を横にふることしか出来なかった
「時が来るまで言えなかったんだ。お前はなにも悪くない、それとこれ、ここにいけば皆と会える」
そう言って私にある場所の地図をくれた
そうなんだ....
皆まだ生きてた...
私をかばってあのとき皆死んだと思ってた
皆が倒れていって、........そこで私の記憶がなくなっていた
どうしてだろう...
まずは、この場所に行って、みんなにあのときのこと聞いたら何か分かるかもしれない
陸は学校のなか入っていっちゃうし....



