水かけられたり
ジャージがビリビリに破られてたり
次の日教室に入ると優達がこっちに来た
なんかしたっけ?
香「何?」
智「何って...は?お前マジでいってんの?また、凛いじめてんだろ!」
優「お前には言っても無駄みたいだな、体で分からすしかないか」
そう言って私のお腹を殴った
香「くっ.....!」
日頃、殴ったり蹴ったりされて体がアザだらけだった私は優から受けた一発がとても体にきた
私はそのまま倒れてしまった....
ははっ、情けない
これでも風雷の総長なのにね...
でも、私は一般人殴るほど落ちぶれてはいない
ましてや、無抵抗のやつに手なんてあげない
優はそういうやつなんだ.....。
こんなにも普通に殴れるんだね.....。
そう思ったとき、私のなかでは何かが崩れていくのがわかった
香「なーんだ、そうなんだ。所詮そんなもんだよね....こんな風になってもいつまでも信じてた私がバカだったのか」
優「お前.....」
自分でもすごく冷たい目をしてるのが分かった
こんな目、優達に向けたくなかったな
桐「おい、香ーーー....」
香「名前で呼ばないでよ。あんたたちに呼ばれたくない。」
私は今凄く冷静になっていた。
だから、こんなことが言えたんだ
「.....最後だからお願い聞いてくれる?
...........もう、私に関わんな。」
皆が一瞬固まり、茫然としていた
私はその間に教室を出ていった



