ジリジリと太陽の光が私の肌を焼きつける。 雲ひとつない青空はとても清々しくて、見上げると目も開けられないほど輝いていた。 「暑い…」 私はタオルで顔を拭いて、残り少ない水筒の水を飲み干した。 6月の半ば。 今年は猛暑が早いらしくて、熱中症になる人も多い。 私も下手をすればぶっ倒れてしまう。 それくらいに暑い日が続いているんだ。