優奈ちゃんの頬っぺたをアイスノンで冷やしていたら、だいぶ腫れが治まった。
よほど強く叩かれたのか、ちょっと赤いけどファンデで隠せばなんとかなりそう。
陸さんが帰ってきたのは夕方で。
特に服も汚れていないし、殴り合いの喧嘩…とかはしていなさそうでほっとした。
「優奈、お前の男に会って話してきた。もう手ぇださねーし、会わねぇってよ」
「え!?本当!?あんなにしつこかったのに…どうして!?」
「もしまたなんかされそうになったら言えよ?…まぁ、もう何もしてこねぇと思うけど」
「陸…ありがとう」
優奈ちゃんは涙を浮かべていた。
「本当に良かったね、優奈ちゃん」
「はい…奈緒さんもありがとうございます」



