乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】




夜になり、みんな各自のコテージに戻って休んでいた。



子供達は興奮してて中々寝付けないようだったけど、12時前には二人ともぐっすり眠った。




「蒼空も唯もすごく楽しそうだったよね…来てよかった」




私は二人にそっと布団を掛けた。



昼間はあんなに暑かったのに、夜は少しひんやりする。




「そーだな、キャンプもたまにはいいかもな」




陸さんは缶ビールを2本持って出窓に座った。



そして、「こっちにくれば?」と手招きする。



私は陸さんの隣にちょこんと座った。



缶ビールを開けて、2人だけの2次会が始まる。



「おつかれ」



陸さんが自分の缶ビールを、私の缶ビールにカツンとぶつけた。




「お疲れ様、陸さん。運転もご苦労様でした」