「陸さん、いつの間に…」
「いや…桐谷さんの奥さんって、面白いですよね」
優斗パパが陸さんに笑いながらそう言うと、陸さんは顔色変えずに「何がですか?」と聞き返す。
「あー、気分悪くしたらすみません。悪い意味じゃないんで。ただ素直な人だなって思って」
「……」
陸さんは何も言わず、私の手を引っ張った。
「あの…陸さん?」
「子供用の飲み物なくなったからコテージから持ってきてくんね?」
「あ…うん、わかった…」
私は急ぎ足でジュースを取りに行った。
さっきの陸さん…ちょっと怖かった。
2人っきりになってないけど、優斗パパとしゃべってたからかな…
陸さんだって優斗ママたちと楽しそうにしてたくせにっ…
…でも優斗パパと話すのはもうやめとこう…



