乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】




優斗ママだって、さっき私と優斗パパがちょっと一緒にいたところを見ただけでお怒りモードだったのに…



……って…



やっぱ優斗ママは優斗パパの事、気になってるんじゃないのかな。


この二人本当は、想いがすれ違っているだけなんじゃ…




「だから…あんた顔に出過ぎだって言ってんジャン」




優斗パパが笑いながら私の頬っぺたをツンとつついた。



「えっまた!?」



「わかりやすいよなぁ」



陸さんにも出会ったころよく言われてたっけ…



“あんたってわかりやすいな”って。



…懐かしい。






「うちのが、なんかしましたか?」




突然背後から陸さんの声が聞こえてきて驚いた。


振り向くと少し不機嫌な顔した陸さんが立っていた。