「おっせーよ」
その声に振り返ると、コテージの入口で陸さんが不機嫌そうな顔をして立っている。
「あっ…ご、ごめんっ」
鏡を見てホッとした。
なんとか炭は取れたみたい…
「炭買いに行くなら声かけろよ、ついてったのに」
「えっ」
「高橋さんとこの旦那に持ってもらったのか?ソレ」
陸さんが入口に置いてある炭を指さした。
さっきの…見られてたんだ。
「あ、う、うん…途中で会ったから持ってもらったんだけど…」
特にやましいことは何もないのに、なんか気まずい。
陸さんだって、私が男といるとこ見たら気分良くないよね…
「あの…陸さん…ごめんなさ…」
「ふっ。別になんとも思ってねーよ」



