ま、まずい。
なにか勘違いでもされたら…
「い、いえ!あの…管理棟で炭買ったんですけど、途中で旦那さんに会って…重いから持っていただいたんです!」
「…そうなの」
優斗ママは不審そうな顔をしながらも、それ以上は突っ込んでこなかった。
優斗パパは私に炭の入ったダンボールを渡すと、無言でコテージの中に入って行った。
「あ…ありがとうございました!」
振り返りもせず無反応だけど…
重かったから本当に助かった。
「ていうか…桐谷さんその顔なに?すごいわよ」
優斗ママがくすくす笑っている。
あ!そうだ、顔に炭ついてるんだったーーー!
私は急いでコテージに入って鏡を見た。
両方の頬っぺたが真っ黒…
こんなんじゃ笑われてもしょうがないか…



