それにしても…
さっき頬っぺたに手が近づいてきた時、なんかされると思っちゃった。
本当にアホだな…
「その炭、あっちまで持ってくの?」
「あ…はい」
「じゃあ持ってってやるよ」
「え!本当ですか!?」
「ああ。これのお礼」
そう言って私が渡した飲み物をこちらに見せてきた。
「あ…ありがとうございます。炭重かったので助かります」
なんだ…話してみると結構イイ人なんじゃん…?
優斗パパに炭の入ったダンボールを持ってもらい、私達はコテージへ向かった。
コテージの前に着くと、優斗ママが私達に気づいて外に出てきた。
「雅人(まさと)…どうして桐谷さんと一緒なの?その炭って…」
優斗ママが怪訝な顔をしてこちらを見ている。



