「あ…あの…」
私の声に優斗パパの目がパチっと開く。
「…あ?」
「す、すみません寝ているところ」
「…あんた誰だっけ」
えー!!!
朝に挨拶したのに!
お昼も一応一緒に食べたのに!!
忘れられているなんて…
私ってどんだけ存在感薄いんだろ。
「蒼空の母ですっ!」
「……ああ」
思い出したのか、寝ながら軽く会釈された。
「あの、こんなところで寝てたら熱中症になりますよ?」
「は?」
「今日真夏みたいに暑いし…これ良かったら。すごい汗かいてるみたいだし」
私は買ってきた飲み物を優斗パパの目の前に差し出した。
優斗パパはそれをじっと見つめた後、つぶやいた。



