乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】




午後、コテージの中で荷物整理をしていると、外にいた陸さんが汗だくで中に入ってきた。




「わ!汗すごいよ!?はい、お茶」



私は水筒のお茶を陸さんに渡した。




「サンキュ。マジで今日あっちぃーわ。夏だな」




陸さんはガーッとお茶を飲み干すと、着ていたTシャツの袖を肩まで腕まくりした。



引き締まった肩の筋肉があわらになる。



か、かっこいい…。




現場仕事で鍛えていたせいか、陸さんの腕って結構たくましいんだよね…




「そういえばさ。さっきなんで優斗ママのお弁当食べなかったの?もしかして私に遠慮した?」



「弁当?……ああ~。いや?食いたいもんなかったから」



「え?そう!?美味しそうなのばっかだったじゃん!見た目も綺麗でさ…」