乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】





その手紙には離婚したという事と、幸せになれという、私を祝福する内容だった。




優斗パパ、私を散々困らせてきたけど…




相談乗ってくれたり、慰めてくれたり…



悪い人ではなかった。





優斗ママに対する思いは手紙に書いていなかったけど…



いつかまた…2人が歩み寄ってくれる日が来るといいなって思う。







玄関の所で立って手紙を読んでいると、突然後ろからその手紙を取り上げられた。





「陸さん!!!」




振り返ると、陸さんが不機嫌そうな顔でその手紙を読んでいる。






「あいつかよ。今さら返事よこしやがって…」





ブツブツ言いながらもじっくり読んでるみたい。





「優斗パパ、県外に引っ越したんだね…」




「そうだな、あいつも第二の人生、悔いのないように過ごすんじゃねーの?」