乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】



「ううん。まだ!高校入ったばっかだし。これから探そうかなって思ってたよ」



「じゃーちょうどいいんじゃね?ここで働けば?」



「え!ホント!?雇ってくれるの!?時給は!?一日一万いく!?」



「おめーなぁ…キャバクラじゃねーんだから一万もいくかアホ」




陸さんが優奈ちゃんの頭にポンと手を置いた。



そういうちょっとした行為も気になってしまう私って大人げない。




「でも嬉しいー!お兄ちゃんや陸と同じとこでバイトできるなんて!」




優奈ちゃんはルンルン気分だった。



「奈緒、いいよな?おめーも一人で大変だったろ?こいついれば少しは楽になんじゃね?」




「あ、…うん」



確かにありがたい。


……でも胸に引っ掛かるものがあって…



あー!私ってば醜いよ、醜すぎる!