「ううん。まだ!高校入ったばっかだし。これから探そうかなって思ってたよ」
「じゃーちょうどいいんじゃね?ここで働けば?」
「え!ホント!?雇ってくれるの!?時給は!?一日一万いく!?」
「おめーなぁ…キャバクラじゃねーんだから一万もいくかアホ」
陸さんが優奈ちゃんの頭にポンと手を置いた。
そういうちょっとした行為も気になってしまう私って大人げない。
「でも嬉しいー!お兄ちゃんや陸と同じとこでバイトできるなんて!」
優奈ちゃんはルンルン気分だった。
「奈緒、いいよな?おめーも一人で大変だったろ?こいついれば少しは楽になんじゃね?」
「あ、…うん」
確かにありがたい。
……でも胸に引っ掛かるものがあって…
あー!私ってば醜いよ、醜すぎる!



