乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】





「ちょっと…やめてくださいっ」




私が二人の間に割って入った。




優斗パパ、何を言う気なのかわからないけど、これ以上陸さんを怒らせるようなことはしてほしくない。





その時、陸さんが私の肩を掴んだ。





「奈緒、いーから。一度こいつと話したかったんだよ」





陸さんはさっきよりも冷静になっていた。





「俺も、あんたに話がある」





優斗パパも負けじと陸さんを睨み付ける。





どうしよう…



なんでこんなことに……





「単刀直入に言うと、俺はこの人の事が気になる。っつーか、好きになった」





優斗パパが私を指さす。




そ、そんなにハッキリと…




私は陸さんの顔が見れなかった。






「で?…奈緒はオレと結婚してるし、あんただってしてんじゃん」