乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】




「やだ!今がいいー!」




蒼空はたまに頑固な時がある。



誰に似たんだか…





「今行って来たら?唯ちゃんの事は見ててあげるから」




栞はそう言ってくれるけど…



本当は優斗パパのことも話したかったのにな。





「うん、ごめんね…じゃあ、ちょっと行ってくる」





私は蒼空を連れて優斗君の家へ向かった。




昨日は陸さんが休みだったから、優斗君ちまでの送り迎えは陸さんに頼んだ。





私はあまり行きたくなかったから。




留守だったらすぐに戻ってこようと思ったのに…




インターフォンには優斗ママが出た。





この前のこともあるから、優斗ママと話すのもなんだかドキドキしてしまう。