再び胸がズキズキと痛みだす。
私ってば…女子高生相手になに落ち込んでんのよ。
2人は昔からの知り合いで兄妹みたいなもんなのに。
「すみません奈緒さん…あいつ陸さんに昔から懐いてて…」
今江君がこそっと私にささやいた。
「う、ううん!大丈夫、気にしてないからっ」
嘘。
今私ちゃんと笑えてるかな…?
私ってば…この前陸さんに心配すんなって言われたばっかなのに。
「あ、そーいや…奈緒、昼飯食い終わったらでいいから、これらをファックスで送ってくんね?」
そう言って私に書類を渡した。
「あ、うん…」
「えっ、奈緒さんって…もしかしてこの人が陸の奥さん!?」
優奈ちゃんが驚いている。



