乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】




そして私をゆっくりと押し倒した。




「陸さん!ち、遅刻しちゃうよ」




「今日は唯も蒼空もいねーし、ゆっくり出勤してもいーだろ」




そう言って再びキスをすると、首筋にもキスを落としてきた。





「だっ、だめーーーーーーー!」





私は力いっぱい陸さんの体を突き飛ばし、飛び起きた。




「いってぇー…」





「あ、朝からダメだよっ今日忙しいし!」





そそくさと階段を下りてキッチンへ向かった。



ドキドキと鳴りやまぬ心臓の音。





もぉー!なんであの人は突然あんなことするんだろう…



顔が熱くなってくる。




ブレスレットはすごく嬉しかったけど…昨日の今日で、なんだかそんな気分になれなかった。




陸さんに隠し事してるのは…やっぱり辛い。