「ありがとう…すごい嬉しい」
陸さんが私のために選んでくれたの…?
サプライズが好きなのか、いつもこういう記念日は驚かされてばかり。
私ってば…。
陸さんは私の事ちゃんと思ってくれてたのに。
「昨日は…ごめんね?本当に疲れててあんな態度とっちゃって」
「んー。いいよ、俺も悪かったし。せっかくの花火大会だったのにな…」
「ううん。…あ!優奈ちゃん大丈夫だったの!?」
「ああ。もう大丈夫だから。お前は何も心配すんなよ?」
陸さんはそう言って笑い、私の頭をポンと撫でた。
本当はどんな話をしたのかすごく気になるけど…
陸さんは私の顔を覗きこむと、そっとキスをした。



