ベンチに座ったまま1時間ほど待っていたけれど、陸さんからは何の連絡もない。
待っている間、花火も終わってしまって目の前は帰る人達でごった返していた。
あーあ。
花火終わっちゃった。
結局ゆっくり見れなかったな…
陸さん、優奈ちゃんと何話しているんだろう…
陸さんの事は信じている。
今までも陸さんの周りには素敵な女の子が沢山いたけど、それでもいつも私だけを見ててくれた。
でも…今回は少し違う気がする。
優奈ちゃんは特別な存在なんだって、私でもわかる。
陸さん、優奈ちゃんのことになると放っておけないって顔するんだもん…
その顔を見る度、私は胸が痛くて苦しくなるんだよ。



