乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】




「陸ッ!!」





優奈ちゃんはとても驚いた表情でこちらを見ている。




「お前…なにやってんだよ」




「何って……お祭りに来てるだけだよ」





少し気まずそうに俯いた。





「なんでこいつらと…」





一緒にいた男の人達が陸さんの近くに寄ってきた。




「てめぇは…乱華のヘッドだった奴だよな!?」

「なんで優奈がこいつと知り合いなんだよ?」

「引退した奴が俺らになんの用だぁ?」




男たちがジリジリと近づいてくる。





「うるせーな、てめーらには聞いてねーよ」





「なっ!なんだぁ!?こいつっ……」




陸さんは男たちの威嚇にも全く動じず、優奈ちゃんを見つめていた。






「陸には…関係ないじゃんっ」




優奈ちゃんは私達に背を向けた。