乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】





女の子達は私を見て何か物言いたげな様子で…




何を言いたいのかわかってるけどね…





「あ、そいや優奈…ヤバくないっすか?」





突然健汰さんが優奈ちゃんの名前を口にした。




今日一日その名前をすっかり忘れていたのに…




急に胸がドクンと音を立てる。






「やべーってなにが?」




「さっき会ったんですけど、あいつ龍神の奴らと祭りに来てましたよ。なんか俺と会ってもシカトこいてきて生意気っすよねー」




「はぁ!?龍神!?」




「はい、彼氏っぽかったけど…優奈って龍神の奴らと関わりあったんですね、最近今江んちに行ってねーし、優奈とはしばらく会ってなかったんでわかんなかったっすわ。桐谷さん最近優奈と会ってるんですか?」




陸さんは健汰さんの問いかけにも無反応で何か考え込んでいるようだった。