目の前から7.8人くらいのちょっと怖そうな感じの男女が歩いてきた。
見た目は派手で、ワイワイ騒いでいる。
私は目を合わせないように下を向いていると…
「おお!桐谷さん!?」
その中の一人の男がそう叫んで陸さんに駆け寄ってきた。
「……健汰か!?」
陸さんは驚いた様子だった。
え、知り合い!?
「うわー!かなり久しぶりっすね!?桐谷さん族引退してから全然遊んでくんねーんすもん」
「アホ、俺だって毎日働いて忙しいんだよ」
「マジっすか?真面目にやってるんですね~」
他の子達も「だれだれ?」と周りに集まってくる。
私がポカーンとしていると、陸さんが私に小声で「今江と同じ高校だった奴ら」と教えてくれた。



