乱華~羽をくれた君~Ⅲ【完】





目の前から7.8人くらいのちょっと怖そうな感じの男女が歩いてきた。



見た目は派手で、ワイワイ騒いでいる。



私は目を合わせないように下を向いていると…





「おお!桐谷さん!?」




その中の一人の男がそう叫んで陸さんに駆け寄ってきた。





「……健汰か!?」





陸さんは驚いた様子だった。




え、知り合い!?





「うわー!かなり久しぶりっすね!?桐谷さん族引退してから全然遊んでくんねーんすもん」




「アホ、俺だって毎日働いて忙しいんだよ」




「マジっすか?真面目にやってるんですね~」





他の子達も「だれだれ?」と周りに集まってくる。



私がポカーンとしていると、陸さんが私に小声で「今江と同じ高校だった奴ら」と教えてくれた。