辺りは暗くなってきて、私と陸さんは花火会場まで歩いて向かった。
こんなデートみたいな感じ、かなり久しぶり…
薄暗くなってきたことをいいことに、私は隣にいる陸さんをチラチラ見てしまった。
陸さんの浴衣姿…やっぱりかっこいいな。
浴衣着てくれるなんてレアだし、しっかり目に焼き付けとかなきゃ!
「見てんのバレバレなんだよ」
突然私の方を見た陸さんは、ニヤリと微笑んだ。
「え!ば、バレてた!?」
「あたりめーだろ、そんなにジロジロ見てりゃ…」
「ごめん…」
一気に顔が熱くなってくる。
恥ずかしいよ…なんで私ばっかりこんなに好きなんだろう…
「でもまぁ…俺も見てたけどな」



