足の裏を縫って痛いはずなのに笑顔を見せる。 こいつも我慢強いやつだよな… 優奈と奈緒は正反対に見えて、少し似てる所がある。 だからか、余計に放っておけなかった。 優奈は小さい頃から俺に懐いてきて、本当の妹のような存在だった。 俺は結婚するまで家族ってのがどんなもんか知らなかった。 でも小さな優奈に会うと、自然と守ってやりたいって気持ちになっていた。 その気持ちは今も変わらない。 だから そんな優奈が俺に好意を持っているなんて、まったく気づかなかった。