「優奈も頭はいいけどまだガキだしな、これからも色々教えてやってよ」




そんな風に嬉しそうに微笑まれると…



余計に胸が痛い。




優奈ちゃんの事…守ってあげたかっただけなのに。




「ごめん…今日はもう寝るね」




「奈緒?」




私は陸さんの顔も見ずにリビングを出た。





今日は頭が混乱する事ばかりで疲れた。




誰を信用したらいいのかわからない。




あの優斗パパだって私にあんな事してきて…




もう誰とも会いたくないよ…