全部。

「うわ、こいつの肌白…」

そそるな、と男たちはにやにやしている。

本当に気持ち悪い。処女の私にはなおさらだった。

気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。

男の手が胸へと移動し、荒く揉みしだくようにして弄ぶ。

別の男が、スカートに手を入れ、下着をいっきに下げる。

思わず身をよじると、更に強く腕を固定される。

叫ぼうとしても声が出ない。のどが焼けるように痛い────

すると両足を強制的に開かされ、男が足の間に入ってくる。

やだ、やだ、やだ─────

「んぐ─────ッ」

激痛だった。狭い器官を無理矢理押し広げられる痛み。

痛いってもんじゃない。硬い凶器で下半身を掻き回される。

凶器の主である男の荒い息遣いが、頭に嫌なほどに響く。

痛い、痛い、痛い。