…数分後。


「ほら、」


目の前出されたのは2皿のカレーライス。


「…私、そんな食べないよ?」


「……馬鹿か?


俺の分だよ。」


「へ?


西園寺くん食べてなかったの?




「あぁ、」


「待っててくれたんだ。


ごめんね、

ありがとう。」


「……別に。」


顔を赤くして、手で口元を隠す西園寺くん。


可愛い。