そして、腰まで伸びた茶色の髪を顎ラインのボブにして、プリン状態が真っ黒に戻った。



「もー、ほんまに、姫は可愛い!


ほら、スカートもそんな短くじゃなくて、一個おりの、膝がギリギリ見えるくらいで…


もぉ、最高!


姫可愛いー!」



私は姫に抱きついた。


「…海鈴、ありがとー」

そう言って、姫が抱きしめ返してくれる。