すると先輩は、嬉しそうに。 それはそれは、楽しそうに。 「柚麻ちゃんのこと、気に入っちゃったから!」 そう、言ってのけた。 はい? いや待って、なんで。 わけがわからない。 …多分、聞き間違いだよね。 うん、そうだ。 絶対空耳だ、私の耳、早く治れ。 しかし、私のそんな願いも虚しく。 「だから、柚麻ちゃんに会いにきました!」 なぜかVサインを向けてくる、先輩がいた。